
はじめに
今回はVZシャーシを採用した「ジャドーエース」をレビューしていきます。
このマシン、実はかなり特殊な立ち位置のミニ四駆です。
というのも、ジャドーエースが属している「レーザーミニ四駆シリーズ」は、わずか3台だけ展開され、そのままシリーズ終了となってしまった、非常に珍しいシリーズなんですよね。
しかも現在は、公式サイトからシリーズページ自体も消えている状態。
なんというか、
“知る人ぞ知るミニ四駆”
みたいな空気感がある。
ただ、その独特なデザインや、クリアパーツを使ったレーザーパーツ機構など、魅力はかなり強い。
今回はそんな、少し異色な存在感を放つ「ジャドーエース」をレビューしていきます。
基本データ
・マシン名:ジャドーエース
・シャーシ:VZシャーシ(ABS製)
・シリーズ:1/32 レーザーミニ四駆シリーズ
・発売日:2022年3月26日
・アイテム番号:19802
・ギア比:4.2:1
・タイヤ径:大径スリックタイヤ
・モーター:片軸モーター
レーザーミニ四駆シリーズとは?
レーザーミニ四駆シリーズは、月刊コロコロコミックで連載されていた漫画「MINI 4 KING(ミニ四キング)」と連動して展開された新シリーズです。
従来のミニ四駆とは異なり、“レーザーパーツ”と呼ばれる専用クリアパーツを搭載しているのが最大の特徴。

そして何より衝撃なのが、このシリーズ。
たった3台しか存在しない。
- ロードスピリット
- ジャドーエース
- ロードナイト
この3種類のみ。
かなり特殊な立ち位置のシリーズです。
しかも、現在は公式ページから消えている
これがまた切ない。
以前は公式サイトにも掲載されていたらしいんですが、現在はレーザーミニ四駆シリーズ自体が公式ページから消えている状態。
つまり、
“なかったことになってる感”
が少しある。
でも逆に、それが今後プレミア化する可能性も感じさせるんですよね。
ミニ四駆って、
「昔不人気だったものが後から再評価される」
みたいなの、本当にある世界なので。
漫画「ミニ四キング」のライバル機
ジャドーエースは、漫画「MINI 4 KING(ミニヨンキング)」に登場する炎堂 刀(エンドウ ジン)の使用マシン。

主人公機ではなく、ライバル側のマシンです。
そのせいか、かなり攻撃的なデザイン。
黒赤っていう時点でズルい。
絶対カッコいい。
シャーマンキング作者が関わっている?
これ、結構驚いた。
「ミニヨンキング」の原案を担当しているのが、なんと『シャーマンキング』で有名な竹井宏之先生。
しかも、ジャドーエースのデザインにも関わっているそうです。
言われてみると確かに、どことなくシャーマンキングっぽい雰囲気ある。
このエッジの効いた感じとか、ちょっとダーク寄りな空気感とか。
そういう背景を知ると、さらに面白い一台だと思います。
クリアレッドの“レーザーパーツ”が超カッコいい
レーザーミニ四駆最大の特徴。

それがこの、
レーザーパーツ。
ジャドーエースでは、炎を思わせるクリアレッド成形になっています。
これがめちゃくちゃカッコいい。
しかも見た目だけじゃなく、ちゃんと走行安定性にも関係している。
ジャドーエースは“安定型”
ジャドーエースに付属するレーザーパーツは、安定性重視。
フロント部分には、
- ハイトローラー
- スタビライザー
が装備されていて、コーナリング時の安定感を高めてくれます。
さらにリア側には、
- サイドガードスタビ
- ハイマウントローラー
が搭載されていて、レーンチェンジ時のコースアウト防止にも役立つ構造になっています。

見た目だけじゃなく、ちゃんと意味があるのが面白い。
黒×赤×クリアレッドが強すぎる
やっぱり黒赤は正義。
しかもそこにクリアレッド。
もうカッコよくならないわけがない。
かなり戦闘的なデザインで、近未来感も強いです。
塗装はほぼ不要
れ、かなりありがたい。
レーザーミニ四駆シリーズって、かなり完成度高いんですよね。
基本的にシールだけでかなり仕上がる。
なので、
- 初心者
- 久々に作る人
- 塗装苦手な人
にもかなりおすすめしやすいです。
作りやすさもかなり高い
2020年代のキットっていうのもあって、かなり組みやすい印象。
「第4次ミニ四駆ブーム」
を狙って展開されていたシリーズだけあって、初心者でも作りやすいようかなり考えられてる感じがします。
シリーズ自体は短命だった
残念ながら、「ミニ四キング」自体は大きなブームにはならず、シリーズ展開も途中で止まってしまいました。
結果として、レーザーミニ四駆シリーズも3台のみで終了。
かなり惜しい。
ただ、作品自体の評価は決して低かったわけではなく、ミニ四駆ファンの間では、
- 竹井宏之先生によるキャラクターデザイン
- 近未来感のあるマシンデザイン
- 新しいギミック
などを含め、かなり好意的に受け止められていた印象があります。
特に『シャーマンキング』で有名な竹井宏之先生らしい、独特なデザインセンスはかなり魅力的でした。
ただ一方で、現在は昔と違い、
- ゲーム
- スマホ
- インターネット
など、子供たちの遊び自体が大きく変化している時代。
その中で、ミニ四駆というコンテンツ自体を“爆発的ブーム”として再燃させるのは、かなり難しい時代でもあるのかなと個人的には感じます。
なので、作品そのものというより、
“時代との戦いだった”
という側面も大きかったのかもしれません。
現在の相場感
2026年5月現在、メルカリなどで確認すると、ジャドーエースの未組み立て品は安いもので約3,500円前後。

ただ、その価格帯のものはすぐ売れてしまう印象があります。
現在の相場感としては、だいたい5,000円〜1万円前後で推移しているイメージ。
ロードナイトよりは高く、ロードスピリットと同等クラスの希少性になりつつある印象です。
しかも、レーザーミニ四駆シリーズは既に生産終了状態。
再販もかなり厳しそうな空気があります。
当然ですが、未組み立て品は誰かが組めば、その分市場から減っていく。
つまり時間が経つほど、希少性は上がっていく可能性が高いです。
なので、
「欲しいと思った時に買わないと、あとで後悔するタイプ」
のミニ四駆かもしれません。
作るのにかかった時間
そこまで難しいキットではなかったので、だいたい1時間〜1時間半くらい。
かなりテンポ良く組めました。
初心者におすすめできる?
かなりおすすめ。
特に、
- 黒赤好き
- ライバル機好き
- 近未来系好き
- レアシリーズ好き
にはかなり刺さると思います。
懸念される点があるとすれば、初心者には少々値段が張るという点です。
評価 ※個人の評価です。
作りやすさ:★★★★★
色分け・完成度:★★★★★
シールの貼りやすさ:★★★★★
見た目満足度:★★★★☆
希少性:★★★★★
初心者おすすめ度:★★★☆☆
※★が多いほど満足度が高い評価です
まとめ

ジャドーエースは、
“消えてしまったシリーズ”
だからこそ魅力がある一台でした。
- クリアレッドのレーザーパーツ
- 黒赤の戦闘的デザイン
- VZシャーシ
- ライバル機感
どれを取ってもかなり魅力的。
そして何より、
“たった3台しか存在しないシリーズ”
というロマンが強い。
今後また何かの形で再評価される可能性も、十分あるシリーズだと思います。


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