ブラストアロー スターターパック MAパワータイプ レビュー|カスタマイズの基本が学べる入門キット

MAシャーシ

はじめに

今回は、

「ブラストアロー スターターパック MAパワータイプ」

をレビューしていきます。

これまで紹介してきたミニ四駆は、基本的に車体単体のキットでした。

ただ、ミニ四駆には、

「スターターパック」

という商品も販売されています。

ミニ四駆には様々な改造パーツがありますが、最初は、

「何を付ければいいの?」

「このパーツって何の意味があるの?」

となりがちです。

そんな人に向けて、タミヤが最初から必要なパーツをセットにしてくれているのが、このスターターパックです。

今回のブラストアロー スターターパック MAパワータイプは、ブラストアローをベースに、レース向けの基本的なカスタマイズパーツが最初からセットされたキットになっています。

基本データ

・マシン名:ブラストアロー スターターパック MAパワータイプ
・シャーシ:MAシャーシ(ABS製)
・シリーズ:ミニ四駆PROシリーズ
・発売日:2017年2月
・アイテム番号:18647
・ギア比:3.5:1
・タイヤ径:ローハイトタイヤ(26mm)
・タイヤ:スーパーハードタイヤ
・モーター:トルクチューン2モーターPRO

ベース車両はブラストアロー

ベースとなっているのは、

ブラストアロー

です。

ブラストアローは、MAシャーシのファーストモデルでもあるマシン。

ル・マン24時間レースをはじめとする世界各地の耐久レースを戦うプロトタイプレーシングカーを思わせるボディスタイルが特徴です。

このスタートパックでは、そのブラストアローをベースに、トルクチューン2モーターPROやスーパーハードタイヤ、ブレーキセット、フロントアンダーガードなどがセットされています。

通常版との違い

ボディやシャーシの基本構成は通常版ブラストアローと同じですが、各部のカラーリングが変更されています。

特に、

  • ボディロックパーツ
  • 一部のシャーシパーツ
  • ホイール

などがオレンジで統一されていて、通常版とはまた違った印象になっています。

特にホイールは完成後の見た目にも大きく影響する部分なので、並べてみると意外と別物に見えるほど雰囲気が変わります。

スターターパック専用カラーという特別感もあり、通常版ブラストアローを持っている人でも十分楽しめる内容になっています。

また、単純に改造パーツが追加されているだけではなく、

「こういうカスタマイズをすると見た目も変わるんだな」

ということを体感できるのも、このスターターパックの面白いところだと思います。

スターターパック最大の魅力

このキット最大の魅力は、

最初から改造パーツが付属していること

です。

しかも、ただ付いているだけではありません。

それぞれのパーツにちゃんと役割があり、

「ミニ四駆のカスタマイズってこういうことなんだ」

という入口になります。

トルクチューン2モーターPRO

標準装備されているのは、

トルクチューン2モーターPRO

です。

上り坂やコーナーが多いテクニカルコースでもパワーが落ちにくく、加速力を重視したモーターです。

スピードだけではなく、急な上り坂やコーナーが連続する区間でも、ぐいぐい加速していくようなパワフルな特性が魅力です。

このスターターパックが「パワータイプ」とされている理由も、このモーター構成から分かりやすいですね。

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スーパーハードタイヤ

標準タイヤよりも硬い素材で作られたタイヤです。

グリップをあえて抑えることで、コーナーでマシンが向きを変えやすくなります。

また、着地時の跳ねも抑えやすいので、ジャンプの多いコースでも効果を発揮します。

標準タイヤとの違いを体感するにも、かなり良いパーツだと思います。

マスダンパー

ミニ四駆を始めると、かなり早い段階で目にするパーツです。

ジャンプ後の着地で、重りが逆方向へ動くことでマシンのバウンドを抑える役割があります。

ミニ四駆は速く走るだけではなく、ジャンプ後にきちんと着地してコースアウトしないことも重要です。

その意味で、マスダンパーはレースを考える上でかなり大事なパーツだと思います。

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フロントアンダーガード

ジャンプ後の着地でフェンスに乗り上げた時などに、できるだけスムーズに復帰するためのパーツです。

完走率アップに貢献してくれるパーツで、

「とにかく速くする」

だけではなく、

「コースアウトしない」

という考え方を学べるパーツでもあります。

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FRPフロントワイドステー・リアワイドステー

ローラーを取り付けるための土台になるパーツです。

9mm、13mm、19mmローラーなど、様々なサイズのローラーを取り付けることができます。

リア側では11mmや17mmローラーにも対応していて、ローラー位置を規定幅いっぱいに近づけることも可能です。

このワイドステーを付けるだけで、見た目も一気にレースマシンらしくなります。

通常の素組みキットとは違う、

「改造ミニ四駆らしさ」

が出る部分だと思います。

ブレーキセット

ブレーキセットは、車体下部にブレーキスポンジを取り付けることで、ジャンプ前後や坂の下りでマシンの速度をコントロールするためのパーツです。

ミニ四駆は単純に速ければ良いわけではなく、コースに合わせて減速させることも重要になります。

ブレーキを使うことで、ジャンプの飛距離を調整したり、着地後の安定性を高めたりすることができます。

このあたりは、ミニ四駆の奥深さを感じる部分ですね。

カスタマイズの教科書みたいなキット

個人的にこのキットの価値は、

「カスタマイズの意味が学べる」

ところだと思います。

  • モーターを変えると何が変わるのか
  • タイヤの硬さで走りはどう変わるのか
  • マスダンパーはなぜ必要なのか
  • ブレーキはどう効くのか
  • ワイドステーを付けると見た目や走りがどう変わるのか

そういったミニ四駆の基本を、実際に組みながら学ぶことができます。

レースへの入り口としておすすめ

もちろん、本気でレースに取り組む人たちは、ここからさらに細かいセッティングや加工をしていくと思います。

ただ、

「まずは改造ミニ四駆を作ってみたい」

という人には、本当にちょうど良い内容です。

公式が考えた定番カスタマイズを一通り体験できるので、最初の一台として選ぶのも全然ありだと思います。

作成時間

通常版のブラストアローに加えて、各種パーツの取り付けがあります。

説明書を見ながらじっくり作ると、通常版にプラス1時間くらいかかる印象です。

パーツの役割を確認しながら組み立てると、かなり勉強になります。

評価 ※個人の意見です。

作りやすさ:★★★★☆
色分け・完成度:★★★★☆
シールの貼りやすさ:★★★★☆
見た目満足度:★★★★☆
希少性:★★☆☆☆
初心者おすすめ度:★★★★★

※★が多いほど満足度が高い評価です

まとめ

ブラストアロー スターターパック MAパワータイプは、単なるミニ四駆キットではなく、

「ミニ四駆のカスタマイズ入門書」

のような存在でした。

マシン本体に加えて、

  • トルクチューン2モーターPRO
  • スーパーハードタイヤ
  • マスダンパー
  • ブレーキセット
  • フロントアンダーガード
  • FRPワイドステー

などの定番パーツを一通り体験できます。

これからレースに挑戦したい人や、改造の意味を学びたい人には特におすすめのキットです。

また、通常版ブラストアローとは違うオレンジ系のホイールやパーツカラーも魅力。

通常版を持っている人でも、並べて楽しめる一台だと思います。

現在でも比較的手に入りやすいので、気になった方はぜひ。

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